Press Release

標題:
「船舶におけるバイオ燃料の使用に関する取り扱い」を公表
~バイオ燃料の安全かつ適切な実運用をサポート~

2021年8月12日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、海上輸送ビジネスのゼロエミッションへの移行に向けたお客様の取り組みを支援すべく、包括的なサービス提供に努めています。

この度、GHG排出量削減対策へのサポートとして、バイオ燃料を船舶燃料として使用するにあたっての手続きや注意事項などをとりまとめた船舶におけるバイオ燃料の使用に関する取り扱いを公表しました。

バイオ燃料は、植物油を主とする生物体(バイオマス)を原料として製造される再生可能な燃料です。硫黄酸化物を排出しない上、燃焼時に排出されるCO2については、原料となる植物が成長過程で大気中のCO2を吸収することから、「カーボンニュートラル」な燃料とされています。また、燃料の種類によっては、既存のディーゼルエンジンの仕様を変更せずに、船舶用燃料として使用が可能(ドロップイン燃料)というメリットがあります。

現時点で活用が可能な環境負荷低減燃料として、バイオ燃料を使用する動きが顕在化しています。本会は、船舶でバイオ燃料を使用する際の、安全かつ適正な運用をサポートすべく、本会ウェブサイト上において、「船舶におけるバイオ燃料の使用に関する取り扱い」を公開しました。実際のバイオ燃料の使用を想定し、バイオ燃料の特徴から、トライアル及び恒久的な使用にあたって必要となる手続き、取り扱いにおける注意事項と対策などについてとりまとめています。

本会ウェブサイト「バイオ燃料」URL:
https://www.classnk.or.jp/hp/ja/info_service/bio/



以上

ClassNK - EOD

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