Press Release

標題:
“Call to Action for Shipping Decarbonization”に署名

- 2050年までの国際海運の完全な脱炭素化の実現に向け、150以上の業界の主要企業、団体が各国政府へ協働を呼びかけ -


一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、“Call to Action for Shipping Decarbonization(海運の脱炭素化のための協働の呼びかけ)”に署名しました。

本要請は、海運業がパリ協定の温度目標に整合し2050年までに脱炭素化できるよう、強化される民間の取組みに呼応して、各国政府に対して具体的な行動を呼びかけるものであり、海運業に携わる150以上の主要企業、団体が署名しています。産業界と各国政府が協力して海運の脱炭素化を加速できるよう、次に挙げる行動を各国政府が取ることを要請しています。

‧ 2050年までの国際海運の脱炭素化を掲げ、これを達成するための明確かつ公平な実施計画を、2023年のIMO GHG削減戦略において採択すること。

‧ ゼロエミッション燃料・船舶を導入する先駆者への支援、これらの幅広い普及のための支援など、全国的な措置を通じ、業界規模での海運の脱炭素化プロジェクトを支援すること。

‧ 有効な経済的手法を2025年までに施行するなど、2030年までにゼロエミッション化が海運業における標準の選択肢となるような政策措置を講じること。

本呼びかけをはじめとして、海運の早期のゼロエミッションに向けた動きが、官民を挙げて加速していくことが見込まれます。海上輸送ビジネスにおいては、規制への対応だけでなく、将来に向けてGHGの排出量を計画的に管理していくことが求められる時代が到来しています。本会は、お客様が日々の事業運営においてGHG排出量の計画・管理を行いながら、ゼロエミッションの追求をしていけるよう、包括的なサービスメニューを整え、ClassNKグループとしてお客様の取り組みを全力で支援してまいります。

本呼びかけについての詳細、署名者の一覧、海運の脱炭素化を支援すべく行われている具体的な行動については、以下をご覧ください。

https://www.globalmaritimeforum.org/getting-to-zero-coalition/call-to-action

以上

ClassNK - EOD

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