Press Release

標題:
コンテナ船MOL COMFORTの海難事故の中間報告書について

2013年12月20日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、2013年6月17日に発生したコンテナ船 “MOL COMFORT”のインド洋における海難事故を受け、事故調査チームを結成し事故原因の究明に取り組んでいます。

一方、国土交通省主導によるコンテナ運搬船安全対策検討委員会(Committee on Large Container Ship Safety)が2013年8月29日に発足し、大型コンテナ船の安全対策を検討しています。上記の本会事故調査チームはこの検討委員会にもメンバーとして参加し、積極的に活動を進めております。

この度、12月12日に開催された第4回コンテナ運搬船安全対策検討委員会において中間報告書が作成され、12月17日に公表されました。この中間報告書は国土交通省のホームページに掲載されております。

本会は今後の取り組みとして、上記中間報告を受けて、大型コンテナ船の実船応力計測を含め各種構造解析を行うことにより、船体構造規則の見直しを含めた大型コンテナ船の安全対策の策定に向けて活動を継続してまいります。

また本会は、IACSにおいて設置される大型コンテナ船安全検討のためのプロジェクトチームと連携を密にしながら、今後の取り組みの成果をIACS検討作業に反映させていく予定です。

以上

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
会長室
Tel: 03-5226-2047
Fax: 03-5226-2034
E-mail: eod@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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