Press Release

2014年2月5日

一般財団法人日本海事協会（ClassNK）（会長：上田　德）は、2014年2月4日、日本工業倶楽部において、2014年度第1回技術委員会を開催しました。

技術委員会は、海運造船業界からの代表者及び学識経験者で構成され、原則として年に2回、船級及び検査に関する技術規則の制定改廃に係わる技術事項を審議しています。

本会 上田 德 会長の挨拶に引き続き、改正案の審議が行われました。今回審議された主な改正案件は、以下のとおりで、計33件全ての案件が承認されました。

・業界からの要望等への対応として「特殊な推進装置への給電」など
・国際条約への対応として「海上漂流者回収に関する計画及び手順書に関する事項」／「バイオ燃料混合油を運送する場合の油排出監視制御装置に関する事項」など
・IACS統一規則等への対応として「メンブレンタンクの二次防壁の検査に関する事項」／「オイルミスト検出装置による保護が適用される機関に関する事項」など
・国内法等の取入れとして「SOLAS条約関連証書の改正に関する事項」など

全案件の内容は、本会ホームページ にてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「一部改正等」のページでご覧頂けます。

技術委員会で承認された改正案件は、理事会の決議及び日本籍船舶用規則については国土交通大臣の認可を受けた後、公表及び施行されます。

また、技術トピックスとして、2013年度研究開発の成果、2014年度研究開発計画及びIACS/IMOの最新動向と本会の取組みに関して報告しました。

以上

この件に関するお問い合せ先：
一般財団法人 日本海事協会
開発本部
Tel: 03-5226-2171
E-mail: dvd@classnk.or.jp

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