Press Release

標題:
(ShipDC) 船上データサーバーとアプリケーションソフトの接続確認サービスを開始 ~IoS-OPで利用可能な製品の組み合わせの判別が容易に~

2022年4月11日
株式会社シップデータセンター

株式会社シップデータセンター(ShipDC)は、IoS-OP(Internet of Ships Open Platform)における船上データサーバーとアプリケーションソフトの接続確認サービスを開始しました。
IoS-OPでは、船舶の運航に関わるデータが、船上のデータ収集・通信デバイスから陸上のデータセンターに送信され、運航モニタリングや性能解析など様々なアプリケーションソフトで活用されています。
船上データサーバーを提供する「プラットフォームプロバイダー(Platform Provider: PP)」とアプリケーションソフトを提供する「ソリューションプロバイダー(Solution Provider: SP)」双方においてIoS-OPへの取り組みが活発化していることから、利用できる製品の組み合わせも増加しています。
そこでShipDCでは、船上データサーバーとアプリケーションソフトについて、各製品とデータセンターとの単体接続、またPPとSPの特定の製品同士の結合接続の試験を実施し、その確認結果を公表するサービスを開始しました。船社がアプリケーションソフトの選定を行う際に、対象船舶に搭載される船上データサーバーに対応したアプリケーションソフト製品の組み合わせを容易に判別できるようになります。

このサービスの正式開始に先立ち、IoS-OPコンソーシアムの有志PP及びSPが参画したPoC(概念実証)が実施されています。PoCでの試験において単体及び結合接続が確認された製品及び組み合わせを、当社ウェブサイトにて順次公開する予定です(添付資料参照)。
なお、ShipDCが発行する確認済み成績書を、一般財団法人日本海事協会(ClassNK)による革新技術を対象とした認証サービスであるイノベーションエンドースメント製品・ソリューション認証時に提出することで、製品のIoS-OP対応が確認されている旨がClassNKの証書に記載されます。
ShipDCは引き続き、海事クラスタ―のデジタライゼーション活性化を促進する活動に努めてまいります。

以上

<添付資料>
試験実施リスト

ClassNK - EOD

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