Press Release

標題:
GHG排出マネジメントツール“ClassNK ZETA”をリリース
~船舶からのGHG排出量を見える化、Sea Japanでも紹介~

2022年4月15日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、正確なCO2排出量把握やCII格付けの確認・シミュレーション機能を備えたGHG排出マネジメントツール“ClassNK ZETA(Zero Emission Transition Accelerator)”をリリースしました。

脱炭素社会の実現に向けた取り組みが世界中で加速している中、GHG排出量の適切な計画・管理・報告が求められる時代が到来しています。本会は、海上輸送ビジネスに関わるお客様が日々の事業運営においてGHG排出量の計画・管理を行いながら円滑にゼロエミッションへ移行していけるよう、「ClassNKゼロエミッション・サポート・サービス」を展開しています。

本サービスの一環として開発されたClassNK ZETAは、船舶からのCO2排出量の見える化を実現するツールです。IMO DCSやEU-MRV規則などの燃料消費実績報告制度に対応した本会システム”ClassNK MRV Portal”と連動しており、本システムのユーザーであれば、追加のデータを送付することなく、以下の4つの機能が活用可能です。

Vessel Monitoring
CO2排出量やCII格付けを船舶毎・航海毎に確認できます。各航海におけるCO2排出量の把握は、CO2削減に向けた第一歩です。
Fleet Monitoring
CO2排出量やCII格付けを担当フリート毎に確認できます。過去のCO2排出量との比較により、フリート全体のCO2削減状況をいつでも確認することもできます。
Simulation
減速運航や使用燃料の変更、省エネ付加物を設置した場合のCO2排出量や、2023年から開始される燃費実績(CII)格付けの変化をシミュレーションできます。様々なシミュレーションをCO2削減のための方策の検討に役立てることができます。
Periodical Report機能
CO2排出量に関するレポートをいつでも出力できます。今後ステークホルダーから要求される報告ニーズにも対応していきます。



ClassNK ZETAは、船舶管理会社などのデータ保有者に加え、船主や用船者も、データ保有者によるデータ利用許諾の下で利用が可能です。今後、荷主や金融機関など、海上輸送に携わる様々な関係者からも利用できるよう機能を拡充するとともに、外部パートナーと連携した機能強化にも努めてまいります。詳細情報や利用の申込みについては以下に掲載しています。
URL:https://www.classnk.or.jp/hp/ja/info_service/ghg/nk-zeta.html


4月20日から開催されるSea JapanのClassNKブース(小間番号6C-12)ではClassNK ZETAのデモを行います。また、4月20日 10:30よりのSea Japan「日本海事協会セミナー」でも紹介を予定しています。

セミナー事前登録
URL:https://www.informa-japan.com/sj/seminar/index.php?category=10


「ClassNKゼロエミッション・サポート・サービス」の詳細については、本会ウェブサイト(ホーム>情報サービス>ClassNKゼロエミッション・サポート・サービス)に公開しています。
URL:https://www.classnk.or.jp/hp/ja/info_service/ghg/


以上

ClassNK - EOD

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