Press Release
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ケイライン・ウインド・サービス株式会社をイノベーションエンドースメント「プロバイダー認証」
2022年4月25日
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、川崎汽船グループの洋上風力に特化した専門組織であるケイライン・ウインド・サービス株式会社に対し、組織を対象とするプロバイダー向けイノベーションエンドースメントのクラスCとして認証しました。
第三者認証を通じ、革新的な取り組みをサポートする本会イノベーションエンドースメントの「プロバイダー認証」は企業など組織を対象としています。企業が、ESGに配慮した経営やSDGsの追求を進める中、サステイナブルで競争力のあるビジネスの確立に向けて、ビジネス手法や組織そのものを変革する取り組みを第三者として認証します。認証には、企業のイノベーション活動の状況に応じ、次の3段階を設けています。
クラスC(コンセプト:イノベーションを行うための組織の方針や体制が確立されている)
クラスD(デベロップメント:具体的なイノベーション活動が行われている)
クラスS(サステイナブルインプリメンテーション:イノベーションが持続的に行われると共に、その成果がビジネスに実装されている)
ケイライン・ウインド・サービス株式会社は、日本政府が掲げる2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向け、急速にニーズが高まっている洋上風力発電事業を作業面及び輸送面から支援するため、川崎汽船グループの洋上風力発電のプラットフォームとして、新たなサービスビジネスを創出することを目的に設立されました。
今般、本会はイノベーション手法の専門家により、同社の洋上風力発電事業における方針、計画、組織化を中心に審査を行った結果、同社の組織としての在り方がクラスCの要求事項を満たすものであることを確認したため、プロバイダー向けイノベーションエンドースメントのクラスCの認証証書を発行しました。
本会は船舶、製品・ソリューション、プロバイダーを対象とするイノベーションエンドースメントをさらに推進し、革新的な技術や取り組みのサポートに努めてまいります。
以上
右:ケイライン・ウインド・サービス株式会社 代表取締役社長 久下 豊様
左:一般財団法人日本海事協会 会長 坂下 広朗
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