Press Release

標題:
ClassNK、九州大学大学院工学研究院に「海洋エネルギー資源共同研究部門」を設置

2014年4月1日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)(会長:上田 德)は、九州大学(総長:有川 節夫)と組織対応型連携契約を締結の上、2014年4月1日付で「海洋エネルギー資源共同研究部門」を九州大学大学院工学研究院に設置しました。

世界第6位の広さを誇る我が国の排他的経済水域には、様々な未利用の海洋エネルギー資源が賦存しています。海底下には、メタンハイドレートなどの未利用のエネルギー資源が眠っていることが確認されていることに加え、再生可能エネルギーとしては、特に洋上風力エネルギーのポテンシャルは膨大です。

エネルギー資源の大半を海外に頼る我が国にとって、これら海洋エネルギー資源の開発を進めることは、我が国のエネルギー自給率の向上に資するだけでなく、世界における海洋開発マーケットへの参入を果たす上でも、極めて重要な意義を持っていると考えています。

今後、本会と九州大学は、本共同研究部門を核として、海洋エネルギー資源開発のための基盤技術に関する研究開発として、以下の2点を取り上げ、推進してまいります。

1)海洋再生可能エネルギー利用のための基盤技術の開発
2)深海底エネルギー資源開発のための基盤技術の開発

また、本部門の事業期間中に、具体的な課題として、以下2点に取り組む予定としています。

1)浮体式洋上風力発電等の浮体式海洋再生可能エネルギー発電の実現に向けた諸課題の解決
2)洋上メタンハイドレート生産プラットフォームの設計・設置・運用に関わる技術課題の調査・研究

「海洋エネルギー資源共同研究部門」
事業題目:海洋エネルギー資源開発のための基盤技術に関する研究
事業期間:2014年4月1日 ~ 2016年3月31日

以上

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会
風車認証事業室
TEL:03-5226-2032
E-mail:wind@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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