Press Release

標題:
ClassNKアカデミー「海洋開発工学基礎講座」を開催

2022年7月28日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、海洋開発分野の人材育成を目的としたClassNKアカデミー*1「海洋開発工学基礎講座」を、9月5日から9日までの間、都内で開催します。本講座の内容は、東京大学大学院新領域創成科学研究科 海洋技術環境学専攻 海洋開発利用システム実現学寄付講座*2の基礎講座を引き継ぐものとなります。

FPSO、FLNGなどのプラント開発に加え、メタンハイドレートや深海底鉱物のような資源の国産化、あるいは脱炭素化に向けて普及が期待される洋上風力発電、二酸化炭素回収・貯留(CCS)などにおいても、海洋開発の技術、人材へのニーズが一層高まっています。国内の海洋開発分野における人材育成の一端を担うべく、海洋開発に関わる構造物の設計および海底資源開発に必要な基礎知識の講義と演習からなるClassNKアカデミー「海洋開発工学基礎講座」を本年も開催することとしました。2020年、2021年に引き続き、上記基礎講座に携わった講師陣が講義を担当します。

本講座の概要は、次の通りです。

日程: 2022年9月5日(月)‐9日(金)
会場: 日本海事協会本部管理センター(感染症対策を実施しますので、受講者各位のご協力をお願いします。)
対象: 海洋開発に関わる基礎知識習得を希望される方
コース内容:
「海洋工学」編: 海洋開発に使用される構造物の設計に必要な基礎知識の講義と演習
「サブシー工学」編: 海底資源開発に必要な基礎知識の講義と演習
受講料: 各コース4万円(税別)
申込方法: ClassNKアカデミーサイト(https://academy.classnk.or.jp/)にて受付(先着順)


*1 ClassNKアカデミーは、本会が船級協会として培った知識と経験を基に、船舶の建造や保守、そして運航に携わる方々に業務上必要とされる基礎的な知識の習得に資するべく設立され、集合研修やEラーニングを通じ、様々なコースを提供しています。
*2東京大学の海洋開発利用システム実現学寄付講座は、「日本の排他的経済水域(EEZ)の更なる開発」というゴールを目指し、海洋開発エンジニアリング分野での新技術開発と人材育成に向けた産学協働のプラットフォームとして設立され、2013年7月から2020年6月まで、一般企業及び本会の寄付により運営されていました。同寄付講座では、海底油田・ガス田総合開発システム、予測・モニタリング技術開発、サブシー技術開発をテーマとして研究が行われた他、企業技術者のための基礎講座やセミナーなどが実施され、情報や経験を交換するネットワーク作りの場にもなっていました。

以上

ClassNK - EOD

ポップアップウィンドウを閉じるボタン