Press Release

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ClassNK、エバーグリーン・マリーン社の船員トレーニングセンターへBRM、ECDIS 及びERM 訓練コース証書を発行

一般財団法人日本海事協会(Class NK)(会長:上田德)は、この度、エバーグリーン・マリーン社の船員トレーニングセンター(台湾桃園市)が実施するBRM(Bridge Resource Management) 、ECDIS 、ERM(Engine-room Resource Management)訓練コースが、国際海事機関(IMO)の定めた基準(IMO モデルコース)に適合していることを認証しました。これら各訓練コースの認証は、本会にとって台湾における最初の認証となります。

エバーグリーン・マリーン社の船員トレーニングセンターは、1999年にエバーグリーン・グループの張榮發総裁によって設立され、同社の百隻余りの船に配乗する台湾人又は外国人の船員の訓練を行っています。同社によりますと、今までに訓練を受けた累計人数は3 万名を越えています。

今回の認証では、360 度視界の操船シミュレータ、ECDIS シミュレータ、機関室シミュレータがSTCW2010 マニラ改正で要求される訓練を提供できる能力があることについても併せて認証しています。

今般の認証書授与式は 1 月31 日(木)に同社の本社(桃園市)で行われ、本会の冨士原康一副会長から同社の張正鏞総経理へ認証証書が手渡されました。

本会はこれからも ISO9001/14001、OHSAS18001 の各種マネジメントシステム認証に加え、海技教育訓練コースの認証や海技教育訓練機関に従事するインストラクター向け講習など豊富で質の高いサービス展開を通じ、世界の海運の発展に貢献したいと考えています。

以上

BRM…ヒューマンエラーに基づく事故の発生を未然に防止し安全運航を達成するため、船橋(ブリッジ)で各自が把握した運航に必要な情報の共有化を進め、また利用可能なあらゆるものを有効活用し、安全運航のためのリスク低減を図る管理システム。
ERM…機関区域の要員、機器及び情報を適切に管理し、有効に活用することで安全運航を達成するための管理システム。

この件に関するお問い合せ先:
一般財団法人 日本海事協会 認証サービス事業部
Tel: 03-5226-2178
Fax: 03-5226-2179
E-mail: qad@classnk.or.jp

ClassNK - EOD

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