Press Release

標題:
「コールドチェーン物流サービス規格普及セミナー」をマレーシアで開催
~日本発規格の普及による質の高い物流サービスの実現に向けて~

2023年1月13日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、2022年12月19日にマレーシアのクアラルンプールにおいて、「コールドチェーン物流サービス規格普及セミナー」を開催しました。

本セミナーでは、日本発となる小口保冷サービス(BtoC)及び事業者間(BtoB)のコールドチェーン物流サービス規格を紹介しました。規格の対象となる物流事業者をはじめ、マレーシアおよび日本の関係政府機関、小売・卸売業者などが参加し、活発な意見交換が行われました。同国におけるコールドチェーン物流サービス規格の重要性についての理解が進む機会となり、セミナーは成功裏に終了しました。

人命及び財産の安全、環境保全への貢献を使命とする本会は、社会全体の持続的発展に向け、環境・社会に配慮した事業の一環として、日本およびASEANなどにおけるコールドチェーン物流サービス規格認証事業*を推進しています。本年度も本規格取得につながる事業者が多い国において、同様のセミナーを開催していきます。

本件に関わる問い合わせ先
一般財団法人日本海事協会 交通物流部
〒102-8567 東京都千代田区紀尾井町4-7
TEL: 03-5226-2054
FAX: 03-5226-2037
E-mail: ltd@classnk.or.jp

* コールドチェーン物流サービス規格認証事業について:
「ISO23412:2020認証」
正式名称は、「ISO 23412:2020 温度管理保冷配送サービス」。経済産業省主導のもと、2020年に発行された企業と消費者間(BtoC)における小口保冷配送サービスに関する国際規格であり、輸送過程での積替えを伴う保冷荷物の陸送配送サービスに求める要件を定めています。

「JSA-S1004:2020認証」
正式名称は、「JSA-S1004:2020 コールドチェーン物流サービス-低温保管サービス及び低温輸送サービスに関する要求事項」。国土交通省主導のもと、一般財団法人日本規格協会により2020年に発行された企業間(BtoB)におけるコールドチェーン物流サービスに関する日本規格であり、低温輸送サービス及び低温保管サービスに求める要件を定めています。

本会は、これら規格の要求事項への適合について、申請組織の作成した作業マニュアルなどの文書審査および実地審査を通じ、認証を実施します。

ClassNK - EOD

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