Press Release
2023年1月27日
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、2023年1月25日、日本工業倶楽部及びWeb会議システムにおいて2023年度第1回技術委員会を開催しました。
技術委員会は、海運造船業界からの代表者及び学識経験者で構成され、船級及び検査に関する技術規則の制定改廃に係わる技術事項を審議・承認しています。
今回審議された改正案は37件で、全ての改正案が承認されました。
主な改正案は以下のとおりです。
本会の研究開発より得られたスロッシングに関する最新の知見に基づき、高精度かつ合理的な評価を可能とする簡易算式ベースの強度要件を導入需要の増加が見込まれる洋上風力発電設備の保守・管理作業を支援することを目的とした作業船等を対象とした要件を新たに規定し、船級符号の付記(ノーテーション)を制定海水潤滑式のプロペラ軸について、5年ごとに軸を抜き出して行う検査を、予防保全管理方式の採用により、間隔を15年ごとに変更可能とするための要件を規定国際条約への対応として、液化ガスばら積船における他船への貨物移送用追加設備の火災に対する保護範囲の明確化、バイオ燃料に関するNOx排出基準の明確化IACS統一規則等を取入れとして、鋳鋼品及び鍛鋼品、また、往復動内燃機関の安全措置に関する規定を改正全案件の内容は、本会ホームページにてマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「技術規則等の一部改正」のページでご覧いただけます。
URL:
http://www.classnk.or.jp
以上
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