Press Release
2025年1月31日
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、2025年1月29日、2025年度第1回技術委員会を開催しました。技術委員会は、海運造船業界からの代表者および学識経験者で構成され、船級に関する技術規則の制定改廃に係る技術事項を審議・承認しています。
今回審議された改正案は33件で、全ての案が承認されました。
主な改正案は以下の事項を対象としています。
- 業界要望等に対応し、圧力容器の溶接およびステンレス圧延鋼材の適用に関する要件の明確化、およびコンテナ支持構造物の構造強度
- 国際条約に対応し、シップリサイクル条約およびIGFコードの改正取り入れ、放出規制海域にカナダ北極海域およびノルウェー海域を追加、電子傾斜計、貨物船の制御場所に要求される固定式火災探知警報装置の配置、低引火点燃料およびガス燃料油供給証明書等
- IACS統一規則に対応し、無停電電源装置および制御弁式シール型鉛蓄電池、ケーブル敷設における火災に対する考慮
全案件の内容は、本会ウェブサイトの「技術規則・検査要領」ページでご覧いただけます。
URL: https://www.classnk.or.jp/hp/ja/rules/draft_amendments.html
以上
【本件に関するお問い合わせ】
一般財団法人日本海事協会 開発本部 開発部
TEL: 03-5226-2181
E-mail: dvd@classnk.or.jp
【報道関係のお問い合わせ】
一般財団法人日本海事協会 営業本部 広報室
〒102-8567 東京都千代田区紀尾井町4-7
TEL: 03-5226-2047 FAX: 03-5226-2039
E-mail: eod@classnk.or.jp
ポップアップウィンドウを閉じるボタン