Press Release
標題:
「船上CO2回収貯蔵装置ガイドライン(第2.0版)」を発行
~世界に先駆け、膜分離法による船上CO2回収装置に関する要件を規定~
2025年10月29日
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、世界に先駆けて、膜分離法による船上CO2回収貯蔵装置を想定した「船上CO2回収貯蔵装置ガイドライン(第2.0版)」を発行しました。当該装置の開発・製造・船舶への安全な搭載に関する検討にお役立ていただけます。
船舶からのGHG排出量削減に向け、燃料転換に加えて、排ガス中のCO2を回収する手法への関心が高まっており、船上でCO2を回収および貯蔵する装置の開発が進められています。本会は2023年に、アミン吸収法による船上CO2回収貯蔵装置に関する要件について記載した「船上CO2回収貯蔵装置ガイドライン(第1.0版)」を発行しました。
今回発行した第2.0版では、アミン吸収法と比べCO2回収に必要な電力使用量が少なく、アミン水溶液を常備する必要がない、膜分離法による船上CO2回収貯蔵装置に関し、装置の開発や船舶への搭載時に考慮すべき要件を規定しています。
更に、CO2回収貯蔵装置に求められる基本的な機能要件を再整理し、回収技術に拠らずに共通する要件を抽出することで、回収技術方式を問わず適用可能すべき汎用的な要件としてまとめています。
本ガイドラインは、本会ウェブサイト(www.classnk.or.jp)のマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「ガイドライン」のページでご覧いただけます。
https://www.classnk.or.jp/account/ja/Rules_Guidance/ssl/guidelines.aspx
以上
【本件に関するお問い合わせ】
一般財団法人日本海事協会 技術本部 機関部
TEL: 03-5226-2022
E-mail: mcd@classnk.or.jp
【報道関係のお問い合わせ】
一般財団法人日本海事協会 営業本部 広報室
〒102-8567 東京都千代田区紀尾井町4-7
TEL: 03-5226-2047 FAX: 03-5226-2039
E-mail: eod@classnk.or.jp
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