Press Release
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FLOWRAと日本海事協会が連携協定を締結
東京、2025年10月28日
浮体式洋上風力技術研究組合(FLOWRA)と一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、2025年10月28日、浮体式洋上風力発電分野の技術開発協力に関する連携協定を締結しました。FLOWRAとClassNKは、浮体式洋上風力開発分野における協力の可能性を探ります。
FLOWRAは技術研究組合として、海外の組織と協力して浮体式洋上風力発電の共通基盤技術を研究開発し、コストとリスクの低減を図っています。
ClassNKは非営利・独立の国際船級協会として、海上における人命と財産の安全確保、海洋環境保全を支え、世界規模のネットワークで包括的な検査・認証サービスを展開しています。
寺崎正勝 FLOWRA 理事長のコメント
日本海事協会は歴史と実績を誇る世界的な船級協会として、長らく船舶と人命の安全と海洋環境の保全に貢献されています。また、近年では風力発電をはじめ再生可能エネルギーの分野において中立的な第三者の立場で安全や環境保全に関わる検査・認証を行う機関としてカーボンニュートラル社会の実現に重要な役割を果たされています。
日本海事協会とはFLOWRA設立以来、浮体式洋上風力の基盤技術の開発と標準化に関して専門的見地から意見交換やご指導を賜るなど連携関係を深めて参りました。このたび改めて正式に連携協定を結ばせていただくことで、関係性がより強固となり浮体式洋上風力の技術開発の促進と早期の社会実装に繋がることを大いに期待しています。
菅 勇人ClassNK会長のコメント
FLOWRAが目指す浮体式洋上風力の共通基盤となる技術開発や基準・規格化などの開発は、今後の浮体式洋上風力の大規模導入及びその産業化において重要な役割を果たすものであり、私ども日本海事協会としてもその目的に賛同し、これまでも歩調を合わせて取り組んでおりますところ、このたび正式に連携協定を結ばせていただけることを光栄に存じます。
本会はこれまで浮体式洋上風力に関し、その安全な社会実装に向け、福島沖・五島沖・北九州沖での浮体式洋上風力実証事業におけるウィンドファーム認証、船級登録、Marine Warranty Surveyなどの関与や、日本政府と連携した基準策定に取り組んでまいりました。これらの知見・経験を活かし、FLOWRAとともに浮体式洋上風力の技術開発、基準・規格化、早期社会実装への推進に貢献してまいります。
連絡先
浮体式洋上風力技術研究組合(FLOWRA)
〒105-0004 東京都港区新橋1-1-13
アーバンネット内幸町ビル3F CROSSCOOP内
E-Mail:info@flowra.or.jp
Web: https://flowra.or.jp/
LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/flowrajapan/
連絡先
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)
営業本部 広報室
〒102-8567 東京都千代田区紀尾井町4-7
TEL: 03-5226-2047
E-mail: eod@classnk.or.jp

写真 左から:
浮体式洋上風力技術研究組合 理事長 寺﨑正勝
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課 風力事業推進室長 福岡 功慶 氏
一般財団法人日本海事協会 会長 菅 勇人氏
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