一般財団法人日本海事協会(ClassNK)とカーボントラスト*1は、8月3日(水)、サステナブル金融と環境情報開示に関するウェビナーを共催します。
経産省からトランジションファイナンスに関する基本方針や、ロードマップが次々に発表され、ネットゼロに向けてのトランジションファイナンスを含めたサステナブル金融への注目が広がっております。
一方で、企業の環境情報開示においては、2050年までにバリューチェン全体でのネットゼロ達成に向けて、サプライチェーンを通じての開示要請と、金融機関から投融資先への開示要請という2つの経路を通じて、確実に開示企業の数が拡大しています。 
その金融機関からの要請のもとになっているのが、PCAF(Partnership for Carbon Accounting Financials)であり、金融機関は、自らの情報開示のために、投融資先の投融資額に応じたGHG排出量を算定してSCOPE3のカテゴリー15として報告することが必要となり、金融機関による投融資先への新たなエンゲージメントが重要になってきています。
今回のWebinarでは、サステナブル分野での金融と企業の関係に焦点をあて、企業情報開示での最近の動向と、サステナブル金融の最近の動向を見たうえで、PCAFとはどんなものなのか、金融機関と投融資先企業のエンゲージメントの観点で、PCAFがどのように導入されているかを欧州の事例から学びたいと思います。
PCAFに関わる金融機関の方、環境情報開示に関わる企業の方、サステナブル金融に関わる金融機関の方、ファイナンスに関わる企業の方など、幅広い皆様のご参加をお待ちしております。
ウェビナーの概要は次の通りです。