一般財団法人日本海事協会(Class NK)は、カーボントラストと共催で“カーボンニュートラル認証とフットプリント”をテーマとしたウェビナーを開催いたします。

2018年にIPCCによるパリ協定の「1.5℃目標」に関する特別報告書の発表以来、2050年に向けてネットゼロを達成することが緊急課題となり、世界はGHG排出量削減に向けて確実に歩みを進めてきました。しかし、今年3月に公表されたIPCC第6次評価報告書 統合報告書では、ネットゼロ達成のために今まで以上に積極的なGHG排出量削減と目標設定の必要性が言われています。

2020年よりカーボントラストとの共催でシリーズ開催しているネットゼロ関連ウェビナーですが、今回で第6回となります。 第1回の“ネットゼロとカーボンニュートラル”以降、一貫してネットゼロ達成に向けて企業や金融機関に求められる環境情報開示と目標設定について、TCFD、SBT、PCAF、サステイナブル金融、タクソノミーなどのテーマに焦点を当て、海外の専門家を交えて開催して参りました。 今回はカーボンニュートラル認証とフットプリントに焦点を当て、バリューチェーン全体でのネットゼロ達成が叫ばれる中、益々その算定の標準化と飛躍的削減が求められているスコープ3のフットプリントとカーボンニュートラル認証の有効な使い方について欧州の事例をご紹介します。また、それに関連して経済産業省の進めるGXリーグ基本構想におけるカーボンニュートラル認証、カーボンプライシング、カーボン・クレジット市場などの国内動向についてもレビューします。

<プログラム>
  1. 開会ご挨拶
    - 日本海事協会 調査開発センター長兼交通物流部長: 平田 純一
  2. “スコープ3算定について” - 株式会社 KENCY 代表取締役 山口 健一郎
  3. “カーボンニュートラル認証とフットプリント”
    ‐カーボントラスト アソシエート・ディレクター:Silvana Centty
  4. “GXリーグでの関連動向”- 日本海事協会 調査開発センター 本多 史裕
  5. 質疑応答
(講演タイトルはすべて仮題です。)