GX-ETS(排出量取引制度)の登録確認機関として認定
~第三者確認を通じて企業のGX推進を支援~
2026年7月28日
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、経済産業省よりGX-ETS(排出量取引制度)の登録確認機関として認定されました。
2026年4月からGX-ETSの本格運用が開始されたことにより、対象事業者は、温室効果ガス(GHG)排出量の算定・報告に加え、登録確認機関による第三者確認を受けることが法的に義務付けられています。
今回の登録により、本会は、対象となる事業者にこのサービスを提供できることとなりました。長年にわたる船級・認証事業や多様なGHG検証の経験を活かし、合理的かつ信頼性の高いサービスを通じて、GX-ETS対象事業者の法制度対応とGX推進を支援します。
GX-ETSについてGX-ETSは、「脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律(GX推進法)」に基づく、日本国内の排出量取引制度です。2023年からパイロット期間として第1フェーズが開始し、2026年4月から第2フェーズとして本格運用が開始されています。第2フェーズでは、直近3年間の平均CO₂排出量が年間10万トン以上の事業者を対象に、温室効果ガス(GHG)排出量の算定・報告に加え、登録確認機関による第三者確認を受けることが法的に義務付けられました。登録確認機関は、報告される排出量データの信頼性を確保し、制度の適正な運用を支える重要な役割を担います。
本会の登録確認サービスの特徴本会は、長年の船級事業やISO14064-1・GHGプロトコルに基づいたGHG排出量検証、GX-ETS第1フェーズにおける検証などで培った知見と経験を活かし、第2フェーズにおいてもGX-ETSの対象となる事業者の制度対応を支援するとともに、信頼性の高い排出量データの確保を通じ、制度の適正な運用に貢献します。今回の登録により、本会は以下の強みを有する登録確認サービスを提供します。
- 海運、航空、製鉄、電力など幅広い業界でのGHG排出量検証実績を活かし、業界特性を踏まえた効率的かつ合理的な第三者確認を提供
- 既に本会のGHG排出量検証サービス*¹をご利用中の事業者には、これまでの検証結果や知見を活用し、より迅速な制度対応を支援
- GHG排出量の検証機関に対する要求事項を定めた国際規格ISO 14065の認定を、公益財団法人日本適合性認定協会(JAB)から取得しており、2029年度以降に適用予定の登録要件*²にも対応済み
本会は、今後も公正・中立な第三者認証機関として、GHG排出量検証、カーボンフットプリント(CFP)の第三者検証、環境認証など幅広いサービスを提供し、GX-ETSへの対応を含め、企業の脱炭素経営を総合的に支援してまいります。
以上
*¹ GXリーグ認証、ISO 14064-1や GHGプロトコルに基づいた GHG排出量検証、グリーンスチール認証
*² 制度開始後3年間(2026~2028年度)の経過措置を経て、2029年度以降、登録確認機関に対し、ISO 14065に基づく認定の取得が登録要件として適用される見込み(2026年7月現在)。本会は既に認定を取得していることから、経過措置後も継続可能。
【本件に関するお問い合わせ】
一般財団法人日本海事協会 認証本部 環境部 GHG部門
TEL: 03-5226-3025
E-mail: ghg@classnk.or.jp
【報道関係のお問い合わせ】
一般財団法人日本海事協会 経営企画本部 ビジネス部 広報課
〒102-8567 東京都千代田区紀尾井町4-7
TEL: 03-5226-2040 FAX: 03-5226-2034
E-mail: eod@classnk.or.jp