HD Hyundai Samhoと日本海事協会、 IGCコード改正適用
LNG運搬船の共同開発プロジェクトに関するMOUを締結
~展示会ガステック2026でMOU調印式を開催~
2026年9月16日
HD Hyundai Samho Co., Ltd.
NIPPON KAIJI KYOKAI (ClassNK)
HD Hyundai Samho Co., Ltd.と一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、IGCコード 改正規則に対応したLNG運搬船の共同開発プロジェクトに関するMOU(基本合意書)を締結し、 バンコク(タイ)で開催されている展示会「ガステック2026」で調印式を行いました。
液化ガスをばら積貨物として輸送する船舶の構造および設備の安全要件が規定された国際規則であるIGCコードの改正がMSC112(今年12月開催予定)で採択され、2028年7月1日に発効する予定です。
当該IGCコード改正の適用に先立ち、IGC Code改正規則を反映したLNG運搬船の設計について共同で技術検討を行います。
主な検討項目は以下のとおりです。
- 貨物タンク接続弁に対する緊急遮断装置の適用
- 暴露貨物配管の材料要件
- 貨物タンク圧力逃し弁のインターロックおよび圧力上昇要件
- リスク評価に基づく貨物タンク充填限度
各者の役割は下記の通りです。
- HD Hyundai Samho: IGC Code改正規則を反映したLNG運搬船の設計
- 日本海事協会: IGC Code改正規則に基づいた審査の実施
本取り組みにより、HD Hyundai Samhoは規則発効後の設計変更や再設計を最小限に抑えるとともに、新たな国際基準に適合した設計ソリューションを船主へ早期に提案することを目指します。日本海事協会は、改正IGCコードに基づく審査を通じて、規則適用の円滑化と安全性の確保に貢献します。
HD Hyundai Samho 設計部門長のShim Hak-Mu専務は次のように述べています。
「今回の協力は、単なる規則対応にとどまらず、新たな国際基準を先行して設計へ反映する重要なマイルストーンです。ClassNKの規則に関する知見と当社のLNG運搬船設計・建造技術を組み合わせることで、より安全で競争力のある船舶をお客様へ提供してまいります。」
日本海事協会会長の菅勇人は次のように述べています。
「国際的な規制環境が大きく変化する中、造船所と船級協会の連携はますます重要になっています。本プロジェクトを通じて、HD Hyundai Samhoとともに改正IGCコードの要件の適用性を早期に検証し、実際の船舶設計への円滑な適用を進めることで、より安全で効率的なLNG輸送の実現に貢献できることを期待しています。」
MOU調印式の様子(Gastech 2026 日本海事協会ブースにおいて)
右から
Mr. Hak-Mu Shim, Executive Vice President ,HD Hyundai Samho Co., Ltd.
日本海事協会 会長 菅 勇人
各社概要
<HD Hyundai Samho Co., Ltd.>
本社:韓国・ 光州・全南統合特別市霊岩郡
代表者: Kim Jae Eul, CEO
ウェブサイト:
https://www.hd-samho.com/eng/
<一般財団法人日本海事協会>
本部:東京都千代田区
代表者:会長 菅 勇人
ウェブサイト:
https://www.classnk.or.jp/