Press Release
標題:
「CYTUR-MCTI」を製品・ソリューション向けイノベーションエンドースメント認証
2025年7月28日
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、韓国のサイバーセキュリティスタートアップ企業CYTUR Inc.(サイター)とそのパートナー企業、楽天シンフォニー株式会社が開発した船舶のサイバーセキュリティ支援ソリューション「CYTUR-MCTI」*に対し、イノベーションエンドースメントの製品・ソリューション向け認証を実施し、証書を発行しました。
本会は、革新技術の普及、発展を促すべく、製品・ソリューション向けイノベーションエンドースメント認証を提供しています。革新的な機能を有する機器やソフトウェアなどを対象とする第三者認証を通じ、製品やサービスの展開をサポートします。詳細は本会ウェブサイトの以下のページをご参照ください。
https://www.classnk.or.jp/hp/ja/activities/techservices/dgd2030/iea/index.html
【製品・ソリューション名】
Maritime Cyber Threat Intelligence(海上サイバー脅威インテリジェンス)に基づき海事業界のサイバーセキュリティ情報を提供するソリューション「CYTUR-MCTI」
【製品概要】
海事業界で発生する可能性のある様々なサイバー脅威データの収集・分析、リアルタイム監視、顧客へ海事サイバーセキュリティ情報を提供するWeb上のサービス
【サイバーセキュリティ仕様】
- セキュリティ監視のためにネットワーク資産とその接続種類をマッピングする、海上インフラストラクチャおよび環境識別
- インターネット上にさらされた、セキュリティリスクを脅かすシステムを搭載した船舶を特定する識別機能
- サプライチェーン全体にわたる海上機器のセキュリティ脆弱性を追跡するための識別機能
- アンダーグラウンドフォーラム**で漏洩した海事証明書と機密データを追跡するためのダークウェブ***の暴露モニタリング機能
- 詳細な分析とともに世界中の海上サイバー攻撃をインタラクティブな地図上に表示するサイバーインシデントの可視化機能
*楽天シンフォニーが提供する、船舶サイバーセキュリティソリューション「Rakuten Maritime」の一部
**違法な活動が行われるオンラインの掲示板やコミュニティを指し、インターネット上の合法的なサイトやプラットフォームではなく、匿名でアクセスでき、個人や団体の機密情報が取引されることが多い場所のこと
***アクセスに特殊なソフトウェアを必要とし、標準の検索エンジンによってインデックス化されず、ユーザーがIPアドレスを隠すことで匿名のままでいることができるWebサイトで構成されており、違法な情報取引の一般的なプラットフォームのこと
(本認証は、本会鋼船規則X編Part X、IACS 統一規則 UR E26 および E27 Rev.1に基づくものではありません。)
「Rakuten Maritime」の各製品・ソリューションの詳細については以下のリンクをご参照ください。
https://rakuten-maritime.com/ja
以上
【本件に関するお問い合わせ】
一般財団日本海事協会 技術本部 技術部
TEL: 03-5226-2042
E-mail: tsd@classnk.or.jp
【報道関係のお問い合わせ】
一般財団法人日本海事協会 営業本部 広報室
〒102-8567 東京都千代田区紀尾井町4-7
TEL: 03-5226-2047 FAX: 03-5226-2039
E-mail: eod@classnk.or.jp
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