セミナー

「2023ClassNK技術セミナー
~GHG削減に向けた動向と取り組み~」セミナー動画を公開

開催日:2023年 7月14日•18日•19日•20日•21日

一般財団法人日本海事協会(ClassNK)は、「2023ClassNK技術セミナー ~GHG削減に向けた動向と取り組み~」を
7月14日から21日まで全国5会場にて開催しました。

本セミナーでは、7月上旬に開催されたIMO MEPC80の結果およびEUの動向など規制に関わる最新情報、
また、船舶の脱炭素化技術の現状と課題を報告しています。

当日のセミナー動画は、以下よりご視聴いただけます。
また、あわせてアンケートへもご回答いただけますと幸甚です。セミナーを含む今後の弊会のサービス改善のため、
ぜひ皆様のご意見・ご感想をお寄せください。

本件に関するお問い合わせ先/一般財団法人 日本海事協会 技術研究所
TEL:03-5226-2737 E-mail:ri@classnk.or.jp

1.開催概要
開催日時・会場
  • 東京  7月14日  砂防会館
  • 神戸  7月18日  ラッセホール
  • 今治  7月19日  今治地域地場産業振興センター
  • 尾道  7月20日  グリーンヒルホテル尾道
  • 博多  7月21日  TKPガーデンシティ博多

開催プログラム

2. 講演内容
  • 講演Ⅰ 国際条約等の動向
  • 講演Ⅱ 国際海運からのGHG排出削減に関する最新動向
  • 講演Ⅲ GHG削減に向けた各種動向
     「船上CO2回収貯蔵装置ガイドラインの概要及び関連技術課題」
     「風力補助推進システムに関するEEDI/EEXIの認証」
     「GHG削減のための新燃料対応機関の技術動向と技術課題」

本件に関するお問合せ先

一般財団法人日本海事協会 技術研究所
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-3
Tel : 03-5226-2737 / Fax:03-5226-2736 / E-mail : ri@classnk.or.jp

講演内容

  • 開会挨拶

    一般財団法人 日本海事協会 技術研究所 所長

  • 講演Ⅰ 国際条約等の動向

    一般財団法人 日本海事協会 国際部

    本年開催されたIMO 第80 回海洋環境保護委員会(MEPC 80)、
    IMO 第107 回海上安全委員会(MSC 107)及び近年の小委員会の
    審議結果等を含めた最新の動向を紹介いたします。

  • 講演Ⅱ 国際海運からのGHG排出削減に関する最新動向

    一般財団法人 日本海事協会 ゼロエミトランジションセンター

    IMO におけるGHG 削減戦略の改訂及び船舶で使用する燃料の
    ライフサイクル評価に関する最新動向、並びに欧州における船舶からの
    GHG排出削減規制案などについて、その概要と本会の対応を紹介いたします。

  • 「船上CO2回収貯蔵装置ガイドラインの概要及び関連技術課題」

    一般財団法人 日本海事協会 技術研究所

    船舶からのGHG 排出量削減に向け、燃料転換に加えて、
    排ガス中のCO2 を回収する手法への関心が高まっており、
    船上でCO2 を回収及び貯蔵する装置の開発が進められています。
    ここでは、最近弊会から発行したガイドラインの概要を解説するとともに
    船舶への搭載に関する今後の技術的課題について説明いたします。

  • 「風力補助推進システムに関するEEDI/EEXIの認証」

    一般財団法人 日本海事協会 技術研究所

    風力補助推進システム(WAPS)のEEDI/EEXI への反映方法や認証方法について、
    EEDI/EEXI 規制の概要をはじめ、IMO 関連ガイダンスの開発経緯、航路影響、
    インセンティブ付与及び今後の課題を交えながら、詳しく解説いたします。

  • 「GHG削減のための新燃料対応機関の技術動向と技術課題」

    九州大学 名誉教授
    高崎 講二 様

    GHG 削減に対応する新燃料対応機関の技術動向とそれらの技術課題等について、
    ゼロエミッション燃料やカーボンニュートラル燃料などの分類と性状を解説し、
    現在進行中の国家プロジェクトである舶用水素エンジン、
    アンモニアエンジンの開発について、
    また舶用メタノールエンジンについても紹介いたします。