その他研究開発(共同研究等)

CFDを用いた載貨状態と抵抗性能の関連調査 および満載状態の自航性能推定法の研究

研究実施期間:2009年09月01日 ~ 2011年10月31日

共同研究者

財団法人日本船舶技術研究協会 株式会社名村造船所
今治造船株式会社
株式会社大島造船所
尾道造船株式会社
佐世保重工業株式会社
株式会社サノヤス・ヒシノ明昌
株式会社新来島どっく
ツネイシホールディングス株式会社
内海造船株式会社
函館どつく株式会社
財団法人日本造船技術センター
独立行政法人海上技術安全研究所

研究の概要

 1994年以降、造工中手によって船型設計に係るCFD(数値流体力学)実用化の研究が進められてきた。 本プロジェクトでは、載貨状態と抵抗性能の関連をCFD計算により定量的に把握し、様々な載貨状態での抵抗性能推定精度向上のための資料整備することを目的とし、次のような研究を行う。

1. バラスト状態における抵抗性能の標準的な計算方法の提案
 バラスト状態における抵抗性能のCFD計算(海技研開発プログラム「NEPTUNE」等を使用)を行う際に必要な格子生成や計算パラメータ設定等、標準的な計算手法を提案する。 バラスト状態におけるCFD計算結果の妥当性の検証のため、水槽試験を実施する。

2. バラスト~満載状態での様々な載貨状態での抵抗性能試計算と抵抗試験の実施
 1.で提案した標準的な計算手法を用いて、載貨状態や船型パラメータ等と抵抗性能の関連を調査する。

3. 満載状態の自航性能の標準的な計算手法の提案
 CFD計算により満載状態で自航計算を行う際に、必要な格子生成や計算パラメータ設定等、標準的な計算手法を提案する。

研究成果報告書

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