その他研究開発(共同研究等)

3次元CAD及びPrimeShip IPCAとPrimeShip Hull(Rules)/NK Ruleとのリンクによる最適設計支援システムについての研究開発

研究実施期間:2010年12月20日 ~ 2012年03月31日

共同研究者

学校法人長崎総合科学大学
株式会社大島造船所
株式会社神田造船所
内海造船株式会社
株式会社新来島どっく

研究の概要

 競争力激化のため造船所の設計スピード強化、建造コストを含めた短期物量算出を含めた最適設計が上流設計に強く求められている。 造船所の実状としては、人材不足によりマンパワーによる解決を行うことは非常に困難な状況である。
 一方、NKが提供している規則算式計算ソフトについては、他のソフトウェアと連携しておらず、船殻設計に使用されている3次元CADのデータを画面上で読み取り、さらにそれを規則算式計算ソフトへ手作業で入力する必要がある。
 また初期設計で利用されているPrimeShip IPCAの船殻形状データについても、規則算式計算ソフトとのデータ連携が出来ていないため、迅速化が求められている初期設計段階における規則算式ソフトへの面倒な入力作業を軽減させるためには、ある程度自動化されたシステムの構築が必要である。
 こういった状況に鑑み、規則算式計算ソフト用インターフェースプログラムを開発することにより、3次元船殻CADとのデータ連携が可能となるシステム及び最適設計支援の構築に向けた研究開発を行う。

研究成果報告書

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