造船設計における上流3D-CADと下流3D-CADの艤装システムデータ連係に関する研究開発
研究実施期間:2011年02月01日 ~ 2012年03月31日
共同研究者
三菱重工業株式会社
株式会社大島造船所
常石造船株式会社
株式会社エス・イー・エー創研
株式会社CIMクリエーション
研究の概要
ここ数年の聞に、造船設計の3次元化は拡がってきており、下流設計での3次元CADの活用は当たり前になっている。
一方、基本設計を中心とする上流設計においても3次元CADを用いた設計への取り組みが進みつつある。
しかしながら、上流設計から下流設計までをある一つの3次元CADソフトウェアでカバーすることはその目的の違いから現実的ではなく、実際にはそれぞれの目的に適したソフトウェアが使用されているが、これらのソフトウェアのデータ連係はその開発の困難さから手を付けられていないのが実情である。
これらの状況を鑑み、上流設計で使用するCADを"NUPAS-CADMATIC"、下流設計で使用するCADを“MATES"として、それぞれ異なるデータ様式の連係を可能とする仕組みの構築及びインターフェースプログラムの開発を行うことを目的とする。