その他研究開発(共同研究等)

Type-B燃料タンクの甲板上設計に関する実用化研究

研究実施期間:2012年07月17日 ~ 2013年02月28日

共同研究者

三菱重工業株式会社

研究の概要

 船舶からの温室効果ガス(GHG)の排出削減対策については、IMOのMEPC(海洋環境保護委員会)においてNOx、SOx規制の枠組みが議論されてきているが、MEPC62においては、新たに建造される船舶にトン・マイル当たりのCO2排出量(EEDI)も規制を導入する条約改正案も採択された。
 NOxの1次規制対比80%減と言う3次規制レベルは機関内部の技術だけでは達成が困難であるため、NOx、SOxおよびGHGの排出を大幅に削減できるLNG燃料船の実用化が不可欠であると考える。
 本事業は、環境に対する負荷が低いLNG燃料を使用する大型外航船を対象として、貨物スペースへの影響を極力抑えるため開放甲板上に2,000m3サイズのTYPE-B方形LNG燃料タンクを2基搭載することを想定し、LNG燃料タンク構造、ケーシング構造、タンク支持構造等を実用化するための調査・研究開発を行う。

1. LNG燃料タンク構造の調査・研究開発

2. LNG燃料タンクのケーシング構造の調査・研究開発

3. LNG燃料タンクの支持構造の調査・研究開発

研究成果報告書

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