その他研究開発(共同研究等)

中小規模GTLプラントの実用化開発に関する補足研究

研究実施期間:2010年08月01日 ~ 2015年02月28日

共同研究者

東洋エンジニアリング株式会社
三井海洋開発株式会社

研究の概要

 現在のGTL(Gas To Liquids: 天然ガスの化学的液体転換)技術は大規模プラントを想定しており、中小規模の天然ガス資源利用への適用や洋上での生産プラントは困難である。本研究では、三井海洋開発と東洋エンジニアリングが、マイクロチャンネル反応器の基本特許技術を有するVelocys社(米国 Columbus, OH)と協業して開発中の中小規模GTL技術開発のうち、同開発で先行して実施している反応器開発の一部をなすSteam Methane Reformer(SMR:触媒を用いて、天然ガスを水蒸気により改質し、合成ガス(CO+H2の混合ガス)に化学転換させる装置)の商業的生産に向けた残課題の解決を目的とした。

1. 繰り返し熱サイクルによる機械的強度、経年変化への影響把握
2. 腐食防止用表面処理の条件設定、施工、効果の確認
3. 商品化を考慮した新型反応器の開発と検証
4. システム評価
5. GTLプラントのFPSO適用性スタディ

研究成果報告書

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