その他研究開発(共同研究等)

実海域船舶性能評価システムの高度化と実用化に関する産学共同研究

研究実施期間:2012年04月01日 ~ 2015年03月31日

共同研究者

国立大学法人大阪大学
国立大学法人広島大学
国立大学法人北海道大学
国立大学法人九州大学
防衛大学校
今治造船株式会社
株式会社大島造船所
サノヤス造船株式会社
株式会社新来島どっく
住友重機械工業株式会社
常石造船株式会社
内海造船株式会社
株式会社名村造船所
川崎重工業株式会社
三井造船株式会社
三菱重工業株式会社
ジャパン マリンユナイテッド株式会社
一般財団法人日本気象協会
一般社団法人日本造船工業会

研究の概要

 大阪大学における実海域船舶性能研究イニシアティブ(Research Initiative for Oceangoing Ships;略称 RIOS)では、平成19年度から4年間の第1ステージの活動によって、長年に亘って蓄積されてきた耐航性理論を統合し、波浪中での船舶性能に関する殆ど全ての項目を学術的に高いレベルで予測・評価できるシステムを構築してきた。
 第2ステージでは主に下記2点の研究開発を通じて、RIOSシステムをさらに充実・拡張し,利用促進を図ることによって中国・韓国など海外との技術的な差別化を行い、標準化された客観的評価結果を基に、日本造船業の技術・品質に対する信頼「日本プレミアム」を堅持・発展させる。

・EUT (Enhanced Unified Theory) をベースとした現在のRIOSにおける実海域船舶性能評価システムの整備、充実、利用促進を行う。
・波浪中船舶性能の推定・予測に関して、学術的に高いレベルの数値計算法(高速細長船理論、ランキンパネル法、時間領域弱非線形3次元計算法など)を実用化させる。それによってRIOSシステムのコア計算法の更なる高度化を図り、システム全体の精度・信頼性を引き上げる。

研究成果報告書

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