高付加価値の船舶モニタリングシステムの開発に向けたデータ分析(第三フェーズ)に関する調査研究(CMAXS LCA)
研究実施期間:2013年09月19日 ~ 2015年10月31日
共同研究者
株式会社ディーゼルユナイテッド
ジャパン マリンユナイテッド株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
研究の概要
「センサーデータ高度解析システムの開発」のフェーズ1、フェーズ2を実施し、IBM ANACONDAを用いた異常検知とLC-Aの異常検知、状態診断機能の連携により、船舶の幅広い機器に高度異常検知および状態診断を適用し、機器類をより安全により効率よく運転保守を行ううえで大きな支援となることも明確となった。
ただし、研究期間の制約上、実証試験が十分とは言えず、複数の船舶のより長期での実証が必要であり、また、多数の機器類をひとまとめに取り扱うには、ANACONDAのモデル作成において煩雑なチューニング作業が必要であり、日常業務範疇での運用に耐えうる仕組みを構築する必要があること判明したため、より実用的かつ的確にあつかえる仕組みの研究開発をおこなった。