研究成果の発表

光無線通信の現状と可能性に関する研究報告

研究報告者

一般財団法人日本海事協会 技術研究所 安立 恭晴

研究の概要

近年、スマートフォンなどに代表される移動体通信の需要が急速に拡大し、無線通信における周波数資源が逼迫している。多くの国では、限られた周波数帯の利用権をめぐってオークションが行われ、利用しやすい周波数が高額で取引される状況となっている。一方、デジタル化と自動化の進展に伴い、海事分野においても高速・大容量の通信手段へのニーズが高まっている。こうした背景のもと、限られた電波資源を補完する技術として、「光による無線通信」が注目を集めている。将来的には、光無線通信が主力通信技術の一つとなる可能性も見込まれる。本調査では、その現状を概観するとともに、船舶分野への応用可能性について検討する。


掲載ジャーナル:なし

論文タイトル:なし

研究報告書

研究成果の発表に戻る