バラスト水管理条約

バラスト水管理条約に向けたNKの取り組み

IMOは海洋環境に影響を及ぼす水生生物の越境移動を防止するために、バラスト水及び沈殿物の管制及び管理のための国際条約を2004年に採択しました。IMOによると、船舶によって年間30億トンから50億トンのバラスト水が国際移動しています。
この条約は30カ国の批准およびその合計船腹量が35%を越えた日から12ヵ月後に発効することになっています。 現在、43カ国がバラスト水管理条約に批准し、その合計船腹量は全世界の商船全体の32.54%です。(2014年10月17日時点)。

第28回IMO総会(2013年11月25日~12月4日)において、バラスト水管理条約に規定されるバラスト水排出基準の適用時期の見直しが行われ、第65回海洋環境保護委員会にて合意された適用時期の見直し案が、IMO総会決議として採択されました。
バラスト水管理条約発効時には、同決議に従ってバラスト水排出基準を満足することが要求されます。
同決議及び適用時期については、次の資料をご参照ください。

G8、G9承認を取得したバラスト水処理装置、AMSの承認を受けたバラスト水処理装置及び条約批准国については次の資料をご参照下さい。

尚、AMSの承認を取得したバラスト水処理装置については、下記アメリカ沿岸警備隊(United States Coast Guard)のホームページより Environmental > Ballast Water Management Program > Alternate Management Systems (AMS) にアクセスしていただきますと、最新の情報をご覧になることができます。


バラスト水管理条約についての情報

バラスト水管理条約

概要 ダウンロード
船舶バラスト水及び沈殿物の管理及び管理のための国際条約
原文 仮和訳

各ガイドライン

GNo. 概要 ダウンロード
G1
沈殿物受入施設に関するガイドライン
船舶のバラストタンクからの沈殿物受入を意図した陸上した陸上施設の設計及び設置計画要領
G1 G1仮和訳
G2
バラスト水サンプリングに関するガイドライン
船舶検査(PSC等)の際のバラスト水サンプリングの計画及び実施の方法及び実用的かつ技術的な指導要領
G2 G2仮和訳
G3
バラスト水管理同等物に関するガイドライン
レクリエーションボートなどの小型船舶(全長50m未満、最大バラスト水容積8m3未満)に対して要求されるバラスト水管理
G3 G3仮和訳
G4
バラスト水管理計画ガイドライン
船舶のバラスト水及び関連する沈殿物に含まれる有害水生生物及び病原体が招く危険性を最小限にするためのバラスト水管理指針及びその計画要領
G4 G4仮和訳
G5
バラスト水受入施設に関するガイドライン
未処理もしくは基準を満足しないバラスト水の受入を意図した陸上施設の設計及び設置計画要領
G5 G5仮和訳
G6
バラスト水交換に関するガイドライン
洋上でのバラスト水交換要領
G6 G6仮和訳
G7
リスクアセスメントに関するガイドライン
未処理もしくは基準を満足しないバラスト水を排出する際の運用手順及びバラスト水の排出に関連するリスクの評価に使用するモデル等を規定
G7 G7仮和訳
G8
バラスト水管理システムの承認に関するガイドライン
バラスト水管理システムの承認に関する適切な設計、構造及び作動パラメータについての試験及び性能要求
G8 G8仮和訳
G9
活性物質を使用するバラスト水管理システムの承認手順
活性物質の承認及び船舶の安全性、人の健康及び水生環境に関し、バラスト水管理システムでの運用を承認する手順
G9 G9仮和訳
G10
プロトタイプバラスト水処理技術の承認に関するガイドライン
プロトタイプバラスト水処理技術プログラムの承認に関する性能試験及び評価に対する手続き、設計及び構造要件
G10 G10仮和訳
G11
バラスト水交換に関する設計及び建造基準に関するガイドライン
バラスト水交換基準に適合させるために有効な船舶の設計及び建造に関する考慮
G11 G11仮和訳
G12
洋上での沈殿物管理のガイドライン
バラストタンク中に堆積する沈殿物の最小化及びその管理
G12 旧G12仮和訳
G13
緊急事態を含む追加方法に関するガイドライン
各国が定めることのできる緊急事態及び追加方策の導入及び評価
G13 G13仮和訳
G14
バラスト水交換海域の指定に関するガイドライン
寄港国によるバラスト水交換海域の指定及びその評価
G14 G14仮和訳

その他の技術ガイダンス

文書番号等 タイトル ダウンロード
MEPC.175(58)
INFORMATION REPORTING ON TYPE APPROVED BALLAST WATER MANAGEMENT SYSTEMS
原文
BWM.2/ Circ.7
Interim Survey Guidelines for the purpose of the International Convention for the Control and Management of Ships’ Ballast Water and Sediments under the Harmonized System of Survey and Certification (resolution A.948(23))
原文
BWM.2/ Circ.8
Harmonized implementation of the Guidelines for approval of Ballast Water Management Systems (G8)
原文
BWM.2/ Circ.17
Guidance document on arrangements for responding to emergency situations involving ballast water operations
原文
BWM.2/ Circ.19
Clarification regarding the application dates contained in regulation B-3.1 of the BWM Convention
原文
BWM.2/ Circ.20
Guidance to ensure safe handling and storage of chemicals and preparations used to treat ballast water and the development of safety procedures for risks to the ship and crew resulting from the treatment process
原文
BWM.2/ Circ.21
Engineering Questionnaire on Ballast Water Management Systems
原文

国土交通省におけるバラスト水管理システムの承認関連

 

活性物質を利用するバラスト水管理システムに係るIMOへの申請について

  • 申請窓口及び問合わせ等の案内は、国土交通省・環境省・事務連絡(2005年11月25日付)を参照ください。
  • 申請料金等は、IMOから発行されているBWM2/Circ.24を参照ください。本サーキュラーは、GESAMP-BWWGの会議毎に発行されます。
  • 活性物質の承認手順については、IMO決議 MEPC.169(57)活性物質を利用するバラスト水管理システム承認の手順(G9)及びその仮和訳を参照ください。
  • IMO決議決議MEPC126(53)活性物質を利用するバラスト水管理システム承認の手順(G9)の国内解説書を作成しております。本解説書は作成当時(2005年)の暫定版ですので、最新のテクニカルガイダンス(Methodology)には対応していないことにご注意ください。
  • G9申請のためのテクニカルガイダンス(Methodology)につきましては、第6回GESAMP-BWWGの報告(MEPC58/2/7 Annex 4)及びその仮和訳 、また、腐食試験に関する勧告(MEPC59/2/16 5.1仮和訳)を参照ください。尚、これらのガイダンスは更新された場合、それに従うことになりますのでご注意ください。

連絡先

e-mail: eqd@classnk.or.jp