会長挨拶

一般財団法人日本海事協会は、海上における人命と財産の安全確保及び海洋環境の汚染防止という使命の下、1899年(明治32年)の創立以来、船級協会としての事業を行ってまいりました。

本会は船級協会として技術規則を制定し、建造中と就航後の船舶及び海洋構造物が、これらの規則に適合していることを証明する検査を国内外に展開した約130の事業拠点を通じて実施しています。本会が制定する規則の対象は、船体構造のみならず、推進機関、電気及び電子システム、安全設備、揚貨装置、各種材料、航海機器など多岐に及びます。また、国際条約や船籍国の国内法に基づき、100ヵ国以上の政府に代わって検査・審査を行い、関連する証書を発行しています。

また、本会は、国際的に評価の高い第三者機関としてのブランドを生かし、国際規格に基づく品質、環境、労働安全衛生マネジメントシステムなどの認証、業界の課題解決のための研究開発活動やITソリューションの開発、セミナーやウェブサイトを通じた技術情報の普及など、多様なサービスを提供しています。

長年にわたって蓄積した経験と知見を活用し、本会は引き続き海事産業の更なる発展への貢献に努めてまいります。どうぞ今後とも皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

一般財団法人 日本海事協会
会長 冨士原 康一