貨物運送可否を判断する手順

荷送り人や荷主から提供されるShipper’s declarationやMaterial Safety Data Sheetには各貨物のIMO Class, 危険物の国連番号(UN No.)、ばら積貨物のGroupや貨物名称(BCSN)等の貨物情報が示されます。 運送する貨物の分類により、参照すべき証書が異なります。貨物の確認や証書の参照方法は、下記リンク先をご参照ください。

(関連証書及び貨物情報に関する書類のサンプル)

なお、弊会は貨物性状や特性に関する認証機関ではなく、貨物名称で船舶の積載可否を判断することは行っておりません。また、貨物詳細については荷主や荷送人にご照会ください。

注釈1: 一般貨物として取り扱われます。貨物艙内に積載する場合は、SOLAS II-2章 第10規則によって固定式消火装置が要求されます。(2014年7月1日以降起工船については10分以内に放出完了することが要求されます)

注釈2: 該当する証書に貨物の記載がないため、その証書で運送は認められません。運送する場合は、適用される要件に満足し、DG又は/及びIMSBC Code適合書の書き換えが必要となります。

注釈3: IMSBCコードの未掲載貨物に関する運送許可は主管庁の専任事項であり、弊会には判断する権限が付与されておりません。荷送人が所定の手続きを完了していることを確認し、船会社が旗国政府へ照会、貨物運送の承認を取得してください。IMSBC Section1.3参照ください。なお、Metal sulphide concentrate(UN3077/ Class9) (Lead concentrate, Zinc concentrate等の別の呼称がされる場合もあり)の積載については、下記リンク先を参照してください。
UN No.3077 Cargoes

一般財団法人 日本海事協会 材料艤装部

Tel: 03-5226-2020
Fax: 03-5226-2057
E-mail: eqd@classnk.or.jp

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