WACDAS (WAve Climate Data Aggregation for Ships)
本会は、「コンテナの積付け及び固縛に関するガイドライン」(以下ガイドライン)に従い、コンテナ固縛のための安全性評価に必要な航路修正係数を計算するためのツールとして、「WACDAS (WAve Climate Data Aggregation for Ships)」を開発致しました。WACDASは、航海する航路・時期に応じて異なる波浪環境を考慮した個船毎の船体運動を評価し、ウェブブラウザ上で簡単に、航路修正係数を算出することを可能にするアプリです。
WACDASで求めた航路修正係数を利用するためには、ガイドライン(第3版以降)に従って、本会が承認した船級符号“CSSA-RS”に対応したラッシングソフトウェアが本船上に必要となります。ガイドラインについては、本会ウェブサイトのマイページのユーザー登録をすることにより、マイページの「ガイドライン」ページにてご覧いただけます。
関連プレスリリース(本会):
コンテナ船などの安全かつ効率的な運用確保に向けた基準を発行
~「コンテナの積付け及び固縛に関するガイドライン(第3.0版)」および「パラメトリックロール対策のためのガイドライン」~
https://www.classnk.or.jp/hp/ja/hp_news.aspx?id=9382&type=press_release&layout=1
WACDASの機能
- WACDASでは、以下の機能がご利用可能です。
- 航海する航路・時期に応じた航路修正係数の計算機能
- 計算結果をレポートとして出力する機能
航路は地図上で簡単に入力することが可能です(CSV入力も可能)。
お問い合わせ先
WACDASに関するご質問及びご相談は、以下へお問い合わせください。
一般財団法人 日本海事協会 船体部
Tel: 03-5226-2017e-mail: hld@classnk.or.jp