GWO訓練認証

ClassNK GWO訓練認証 (GWO Training Standards)

ClassNKは、GWO(Global Wind Organisation)が制定する風力発電設備作業者を対象とした訓練の国際標準に基づき、訓練提供機関に対する認証業務を行っております。本会は、GWOが制定する全ての訓練標準に基づく認証が可能な認証機関です。

※GWO(The Global Wind Organisation)は、2012年に設立されたGE、Vestas、Siemens等風力発電設備のオーナーや風力タービンメーカーなどから構成される非営利組織。活動内容は風力発電作業者(洋上及び陸上)に提供する訓練標準の開発(GWO訓練)で、本部はコペンハーゲン(デンマーク)にあります。

本会が、GWOのウェブサイトにおいて認証機関(Certification Body)としてアジア地域のページに掲載されています。
GWO approved certification bodies

GWOが制定する国際標準は次の通りです。なお、GWO訓練の提供機関として認証を受けるには、GWOが承認した認証機関(Certification Body)により審査を受ける必要があります。

  1. 基礎安全訓練(BST、Basic Safety Trainityng)
    1-1応急措置(First Aid)
    1-2 マニュアルハンドリング(Manual Handling)
    1-3火災予知(Fire Awareness)
    1-4高所作業(Working at height)
    1-5海上生存技術(Sea Survival)
  2. 基本安全訓練リフレッシャー(BST既受講者向け)
  3. 基本技術訓練(Basic Technical Standard)
  4. 上級救助訓練(Advanced Rescue Training Standard)、同リフレッシャーコース
  5. 上級応急手当訓練(Advanced First Aid Training Standard)、同リフレッシャーコース
  6. ブレード修繕訓練(Blade Repair Training Standard)
  7. スリンガー信号手/リグ信号手(Slinger Signaller/Rigger Signal Person)

訓練の詳細は、GWOの訓練基準のウェブページをご覧ください。
GWO training standards

認証を受けた訓練提供機関は、毎年の維持審査(Surveillance Audit)を受け、2年ごとに更新審査(Recertification Audit)を受ける必要があります。維持審査の実施時期は、初回認証後は12か月以内、2回目以降は認証を受けた翌年同日の前後の2か月間、すなわち4か月間のうちに行うこととされています。

認証のお申込み

GWO訓練を実施され、または実施を予定されているお客様は、本ウェブサイトより申込書をダウンロードいただけます。お申し込みには、申込書にご記入いただき、海技部宛にメール又はFaxをお送りください。見積書を添付して審査のための訪問時期等のご案内をご返信いたします。お電話でのご相談も承っております。

  • GWO風力発電作業従事者等訓練認証審査申込書  PDF Word

問い合わせ先

一般財団法人 日本海事協会 認証・海技部
〒 102-8567 東京都千代田区紀尾井町4番7号
電話: 03-5226-2177 ファックス: 03-5226-2013 E-Mail: met@classnk.or.jp